今や世界最短の労働時間を誇る国フランスは、週労働35時間制が導入 され、サラリーマンたちは喜びを隠せないところだ。今までの金曜日のように、木曜日に休暇に出かけるものが多くなってきて、ヴァカンス地も様子が変わっているらしい。
しかし、中にはまだ、35時間制が導入されていない職種もある。例えば公立病院の医療関係者たちはいまだに、週40時間以上働いている。そのため不満は限界に達し、インフルエンザがはやっているというのに、この1月にはストライキを決行し、80パーセントの一般医がストライキになり、営業している医者を探すのが大変な騒ぎになった。一般医が忙しいのは普段かかっている医師を見ていてもわかる。週に3度、8時間キャビネで働き、夜間診療もしている。50時間働いているといわれても納得してしまう。
もう1つは教職だが、休みが多いので対象外とされて いたが、教師たちは時短要求のデモを決行、これには首をかしげる人も少なくなかった。教師は日本と違い、子供たちと同じ時間に登・下校し、親たちの目にも楽な職業と見られている。特に日本の疲れ果てた教師を見慣れたものには、教科の指導が主で学校を離れると一切関係のなくなる、生活指導のない教師がもっと休みを!なんていうのはナンセンスのきわみだ。(もちろん、夏休みのプール監督やクラブのために土・日も出勤なんて言うものはない!)
デモは明日はわが身なのか、その間道路を封鎖されて待つ自動車の運転手もおとなしく待っている。通るためにはちょっとのことにはoui(ハイ)といいやすいので特に大統領選の前はストライキ・デモが多くなりやすい。とにかく、今日もどこかでグラーブ(ストライキ)が行われている。