夫の見たフランス
シンガポール辺りでこれをやると、罰金で破産しそうな位、フランスではタバコのポイ捨てが非常に良く見受けられます。(パリのみならず地方も同じ)捨てる方の理論として、「掃除を仕事にしている人がいるから、彼らに仕事をつくって失業しないようにしている」とか。(確かに掃除人の数は多く、朝6時頃から掃除をしているのは良く見かけますが。)もっとも、フランスの喫煙人口の多さと灰皿の少なさに起因しているような気がします。(道端に灰皿はまずありません)カフェで灰皿を頼むと、前の道路を指さされたという逸話もあるようです。
・公衆有料トイレ
実は私自身、フランスの公衆トイレ(自動のやつ)は怖くて使った事が無いので受け売り話になりますが・・・。公共施設一般にあるトイレは、番人のおばちゃんもしくはおじちゃんがいて普通2 FR程度の料金を払って利用します。(これはお金がかかるだけで特に問題なし。)いろいろ怖い噂話しを聞くのが、街角にある公衆トイレです。これも2FRですが、コインを入れるとロックがはずれ、中に入れる様になります。ここから先は人から聞いた話。中にはいると、便器らしいものは全くなく、いわゆる日本式の**かくしがついていない物がどんと有るだけなようです。用をたして、さて水洗しようと思ってもそれらしきレバーが見当たらず、初めての 人はうろうろする様です。そのまま出てドアをロックしたら良いらしいのですが、トイレを出て表のドアをロックすると、床全体がひっくり返るとか、上からシャワーが出てトイレ中を水洗するとか諸説があって、中に入ったままドアを締めて水浸しになった人もいる(本当かどうか定かでは有りません)との噂もあるので怖くて使った事が有りません。だれかご存知のかたいらっしゃいませんか?
みき談:これをよむまで、夫がこんな状態だとは、ぜんぜん知らなかった。子供を連れていると、街の真中にある有料トイレはよく使う。日本と違って、お店のトイレ、というのはないようで、バーやカフェに行かないとすると、ここが一番使いやすいからだ。旦那は恐ろしく思っているが、実際は、そんな怖いものじゃありませんから、日本から来たときも安心して使ってください。そのまま出ると、しばらく、後ろに便器をひっくり返して自動洗浄しているようです。(音が外からも聞こえます)でも、長年の汚れで、そんなにきれいな感じもこの頃はしません。(できたころは、ぴかぴかだったとか)ただ、15分間と書いてあるので、あまりにも長く入っていた場合は、どうなるんでしょうね。
・握手
これは、駐在員夫人にはあまりなじみの無いことかもしれませんが、フランスで特に私のように工場勤務をしている人間にとって、なによりもつらいのが、この握手の習慣です。 こちらでは、その日初めて出会った同僚には、挨拶と共に握手をするのが習慣です。それだけなら、まだ良いのですが、同じ人間に二度、握手をしてはいけないと言う不文律があります。(ちゃんと顔を覚えているよ、仲間じゃないか。みたいな意味が有りそうです。) おかげで、朝から頭をフル回転して握手した相手を記憶するハメになります。(ただでさえ外人さんの顔は覚えにくいのに・・・) 最初の頃は良く二度握手して、「おまえは寝てたのか?」とからかわれました。でもフランス人でもうっかり物はいるようで、2〜3度握手する場合もありますが。この習慣が新年の挨拶にも適用されます。今年初めて逢った人にだけ、新年の挨拶をします。(前日挨拶をした人にはしちゃダメ!!)日本みたいに御用始めがあればよいのですが、こちらはてんでバラバラに出勤するので挨拶したかどうか2〜3日覚えておく必要が有ります。
・数字の数え方
1〜16までは独立した呼び名が有ります。17〜19は10たす7〜9。20〜69までは、日本と同じで10の位の呼び名+1〜9。ただしX十1は間 にetが入ります。ややこしいのは70から先で70〜79は60+10〜19。80は4X20。(なんでここからかけ算が導入されるのか非常に不思議。最初のころは最初のquatre(4)に引っかかってなかなか80にはたどり 着けません。)80〜99までは4X20+1〜19といった呼び名になります。ベルギーやルクセンブルグではちゃんと70、80、90と言う数字が有ると聞 いたことが有ります。(フランス革命の時にフランスだけ、今のように変えたとか。昔のままだと、苦労は少なくて済んだのに・・)
・交差点
本当の町中以外はいわゆる交差点が有りません。こちらではロンポワンと呼ぶロータリー形式の交差点が主流です。
これにもやはりルールが有りまして、基本的には右側の車が優先(交差点も同じ)なので右側通行のこちらでは、ロータリーに入って来る車が優先になります。そんなもんで田舎者がパリに出かけて、凱旋門したのロータリーで出るに出られなくなるといった田舎者には笑えない出来事が起きます。
もっとも、最近はロータリー内優先(▼マークが入り口に有ります。)のロータリーが増えて来ているので出られない事はへりました。(かわりになかなか入れない・・・)
・シャンソンフランセ
みなさん良くご存知のあの歌、「マイウェイ」の原曲は何処の国の歌かご存知ですか?わたしが書くのだから、そうフランスなのです。タイトルは「Comme d’habitude」(コンダビチュード)と言います。たしかシャンソンにジャンル分けされていたと思います。これだけでは何と言うこともない知識の押し売りなんですが、その歌詞の内容を聞いて驚いたのです。タイトルを訳すと、「いつものように」でしてその内容たるや「朝起きて、隣で寝ている妻の毛布を直す、いつものように。朝食はパンとコーヒー、いつものように・・・・・・」とひたすら日常生活の描写が延々と続く歌なのです。 これが、どうしてあの「マイウェイ」の様な「我が道を行く−」みたいな歌詞になったのかひたすら疑問に思ったものです。(英語訳された時にもう変わってしまったのか、和訳されるときに変わったのか、英語の歌詞を覚えていないので何とも言えませんが
・逆さ言葉
フランス人がひねくれているのか、イギリス、ドイツと仲が悪いからなのか、 それとも単にアングロサクソンとラテンの文法の違いなのかとにかく英語表現とは逆さの言葉がほとんどです。だいたい英語の複合語はひっりかえして 間に”de”が入ります。国名も(ネーデルランドは”低い国”ですがフラ ンス語ではペイバとなり ”国低い”になりますし。)だいたい逆さになるように思います。 極め付きは、NATO(北大西洋条約機構)でこちらでは[OTAN]と書 き、”オタン”と呼びます。 こちらに来た当初はなんのことやら・・?の状態でした。
|