オーベルニュのお薦め
ムーラン
ブルボネ地方の中心都市・現在はallier県の県庁所在地であるMoulinの街は、とてもきれいな街だった。街の中心に川(l’allier)があるので、いろいろな水上スポーツも楽しめるらしい。
私がここに行った目的は カテドラル ノートルダムにある「ムーランの画家」の三連祭壇画(Triptyque du Maitre de Moulins)を見ることだった別料金を払ってみる価値、十分にあり。 思っていたよりもずっと大きい絵で、表情も荘厳な雰囲気がよく出ている。保存状態もよい。さすがにフランスにおけるゴチック絵画最後の傑作のひとつ!他に、15世紀後半のステンドグラスや、黒聖母子像もある。(黒聖母子像は、オーベルニュ地方にとても多い。でも、少し怖い)
三連祭壇画 ガイドツアー
4−9月 毎日9−12時・14−18時 その他の期間 10−12時、14−17時 礼拝中・日曜午前・火曜(11−4月)は休み 所要30分間(最初に同じ部屋のほかの二つの絵と、財宝の説明がある。その後、やっと祭壇画が開けられる。でも、祭壇画は、表ももちろんきれいだ。)
Bourbon-l'archambault
ローマ時代から続く小さな温泉の町。街の真中に源泉があり、そこの温度は55度とのこと。VICHYよりは小さいので落ち着いた街だ。リハビリなどに行くらしい。
私がここで気に入ったのは14世紀に作られたchateau城からの景色。城自体は、フランス革命の時に破壊されて、今では3本の塔が残っているのみ。ただし、ここはツアーがあって、塔の中に入れる(有料)。そして、ガイドは当時の服装をしていて、剣の試合みたいなまねをする、という面白い趣向になっていた。この塔の上から眺めた町は、湖とマッチしてとても美しかった。ただし、次の日、足に身が入ったが。城の周りの古くからの家もきれいだった。ちょうどスケッチをしているフランス人の団体さんがいたが、少し南仏風の家並みだった。
Herisson
ここも13−14世紀の城跡がある。とても気に入って、2度訪れた。ここの城跡は、前に車を止めたら、細い歩道を上がっていく。城壁もあり、門を入ると結構広い。いくつもの建物・塔が広い広場になってしまった元の城の周りを囲んで残っている。一人でこんな所にいると、時間の雄大な流れを感じることができる(そんなに行く人はいないようで、大概一人か二人のよう。ここはガイドもない。駐車場前の地図だけが頼り) そして、城の所からの景色が又いい。下にはl'Aumanceが流れていて、とても美しい景色だ。この辺の絵はHenri Hapignies(1819-1916)が描いたので有名らしい。ただし、村にはmuseeもないので見てはいないが。この川沿いは、キャンプ地でもあるようで、結構遊びに来ている人がいた。フォレドトロンセにも近いし、いいかもしれない。
Montlucon モンリュソン
10ヶ月間、初めてのフランスに来て私たちが住んだ街。本当に町ではフランス語しか通じなかった。10ヶ月間、どこに行くにもベースにした、その時は田舎だと思っていたけれども、今思い出すととてもいい街だ。フランスのほぼ真中に位置し、夏暑いので、南仏風の暮らし・住居だった。街を見る、というのは、ほかの小さな町と同じく、半日もあれば充分だ。
シャトー
街の真中にある。電車で来たら、町に歩いていったら、突き当たり。100年戦争中に建造されたが、まもなく破壊され、再建されたのはナポレオン三世の時代。なので、見るべきものは何もない。ただ、その周りには、15世紀の住居も残っているし、中世の街並みも残っている。レストランもこの近辺にたくさんある。Nortre-Domeもこの旧市街を歩いていると着く。同じく、ルイ2世の時代・15世紀のもの。オーベルニュに多いロマネスク様式。17世紀に作られたモンリュソンの女神や15世紀後半の彫刻など、結構いいものが残っている。私のお薦めの教会はSt-Pierre。旧市街の狭い店やカフェの間に埋もれている。でも12−13世紀の教会で、シンプルだがすごく落ち着いた教会だ。オーベルニュ地方は、戦争も100年戦争で焼けた、とか言う程度で近年の戦争では物的損傷をこうむっていない。だから、どの街にもたくさんの中世からのものが残っていて、教会建築などに興味のある方は、本当に見ごたえがあると思う。
この街では、この城を囲んだ旧市街で毎土曜日にマルシェが開かれる。時には、絵画の展示会だったりもするが、冷やかして歩くのはとても楽しいものだ。パリなど北の市場とは雰囲気が全然違って、明るいから一度行って見られると良い。
Le Grenier a Sel***
10,rue Saint-Anne 03100 Montlucon(Allier) tel:0470055379 fax:0470058791 旧市街・レストラン街にある庭付きのホテル。ここのレストランはゴーミョウで14点。おいしいし、店の人も感じが良い。季節のいいときは、庭で食べれる。munusで120F位から(量はパリより多いよう)
5キロほど行った隣町も温泉で有名。Neris-les-bainsと言う街で、街中の教会の広場には、ガロ・ローマンの遺跡もある。もちろん長期滞在してスパ療養もできる。静かで良い街だ。
お薦めのレストラン
街の大通りのiオフィスドツーリストと通りをはさんで隣のレストランは、肉をくしに刺してバーベキューのようにしたものがスペシャリテで、ウインドーにも絵が描かれている。ここが、おいしく、落ち着いた造りで、でも高くない。しかも、この街はシーズンオフは何もないのだが、ここは年中している。
Mozac***
私の一番お気に入りの小さい教会がある。。Riomの入り口にある。とにかくこの古い教会がすばらしい。7世紀に作られた上に、現在は12世紀の教会がある。とにかく、柱頭がいい。ひとつひとつ違う彫刻がとてもきれいで、色もついている。題材も、空想の動物・天使・神様はもちろんぶどうはとてもおいしそうだった。とにかくこの柱頭を全部見ただけでも来た甲斐はある。ほかにも、もちろん教会の石造りもいいし、宝物もある。ぜひぜひ行ってみて。
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